2004年お正月、私は友人宅で久しぶりのジンギスカン(私の希望)を
食べながら話をしていると、
友人が「モーターホームってレンタル出来るの?」と突然聞かれました。
そこで一通りの説明をしながら話を聞いていくと、夏休みの計画を考えているようで
その一つがモーターホームでの知床キャンプという事でした。
友人は一般的なキャンプはしていましたが、モーターモームでのキャンプはこれが初めて...
他の案件も聞きましたが、「そんなことなら私が協力しよう!」
ということで、友人E家の夏休みの企画は私の一存で決まってしまうことになりました。

弊社(ステージアップ)は先月で5周年を迎えることになりました。
実はちょうど5年前(会社設立直前)私たちはプレジャーウェイMPLで
道南〜道東(日高〜豊頃)へスタッフの歴史?の旅をしてきました。
札幌から戻った私は、この知床の旅を5周年記念企画の一つとして考えたいと提案します。
○E氏家族の夏休みの想い出作り
○モーターホーム初体験の家族の反応・行動の観察
○トラブル時や旅のフォロー
○もちろん私たちの休暇...!?等などなど
最後の理由が良かったのか会社の判断はGO!・・・こうして「知床旅情」はスタートしました。


今回の旅は、あくまでも主人公は友人E家族。(お父さん・お母さん・小学5年生・3年生の兄弟)
旅の企画、日程、宿泊地等は全てE氏に立ててもらいます。
E氏はモーターホームでの旅は、初めてのため分からないことは当然フォローします。
私は東京、E氏は札幌ということで打ち合わせは全てe-mailでのやりとりになりました。
その間にも、弟は「ひろしおじさん、いつキャンピングカーで来るの?」と心待ちな様子です。(...おじさんかぁ〜きついなぁ〜)
6月、旅の日程は9月の3連休ということに決まり、それに合わせてE氏と私たちは休暇の予定を組みます。
ところが7月にE氏が急に転勤になり、それまで考えていた道程を再度検討する事になってしまいます。
8月に入り旅の原案が2つ届き、最終的に決まったのは東京を出る前日でした。

車の手配は私が行います。
当初こちらから乗って行くつもりでしたが、現地手配を思いつき早速思い当たる人に連絡を取ったところ
快く提供していただきました。

☆車両提供者
弊社のお客様のH氏(Roadtreck190)
私の先輩O氏(アイタスカ ICN22EC)

お二方とも、お車だけではなく備品(キャンプ道具)まで提供していただき大変助かりました。
感謝感謝です。
特にO氏は、何からなにまで用意をしていただき、現地の足にとモトコンポまで提供していただきました。
ただ、このモトコンポが終盤事件を起こすことになりますが・・・

今年は、台風の当たり年のようで
滅多に北海道には上陸しない台風も、今年は大きな被害をもたらしました。
とにかく、変更が出来ない日程の為天気だけが気がかりです。
話を聞くとE氏はどうも「雨男」のようで、本人も「俺が張り切っているからヤバイかもしれない」というのです。
そんな不安もありましたが天候もまずまずのようです。
久しぶりにワクワク気分で9月14日北海道に向かいました。