ご無沙汰しました。
久しぶりのこのコーナーは、ウォーター・ヒーター(温水ボイラー)のメンテナンスです。
清水タンクの水の汚れを気にする方はよくいらっしゃいますが、水はボイラーのタンク内に23Lもあり、
この水に関してはみなさんあまり気づいていないようです。

清水タンクの水はドレーンバルブなどから抜くことが出来ますが、ボイラーの水までは抜けません。
このボイラーの水を抜くには、ウォーターポンプを使って蛇口から出すか、やはりボイラー自体のドレーンプラグを
はずさなくてはなりません。
ボイラーのドレーンは目立たないところにあることと手では容易にはずせない事から、以外とボイラー内の水は
溜めっぱなしの状態にしている場合が多いようです。

ボイラーはお湯を沸かす関係上、蒸発時に水からでてくるカルキや石灰物質が発生しやすく、しかも上記のように水抜きを
ほとんどしていないケースが多いため、このような不純物が溜まってしまいやすい状況です。
先日もお客様の車輌のボイラーの水抜きをしたところびっくりするくらいの固形物が出てきました。

まず水抜きですが、ボイラーのメンテナンスハッチをあけますと左下にプラスチック製のドレーンプラグが見えます。(写真)
ここを外して水を抜きますが水が満水の場合、プラグを外したとたん勢いよく水が吹き出ますので、正面にはいない方がいいでしょう。
ボイラーは分解できないため内部の洗浄は、このドレーンホールよりホースを入れて内部を洗い流します。
何度か、水を溜めては流しだし中を洗ってあげてください。
少々面倒ですが、一度ドレーンプラグを着けて水を溜め、また水抜きをしてあげるとベストです。
このときプラグはしっかり閉めなくても、手締めだけでもOKです。

最後にプラグのねじ部に「シールテープ」を2〜3巻き程度巻いてあげてから、程良く締め付けください。
見ての通り、プラグがプラスチックですので閉めすぎるとねじ切れてしまいます。
*シールテープはホームセンターなどで簡単に手に入ります。
水回りの修理には必需ですので、一つ持っているのがベターです。
もちろんご家庭の水道などにも使えます。

ボイラーの水抜きは、これからの時期は重要です。
特に、北海道や東北地方など冬場の寒さが厳しい地域では凍結により、ボイラーが破裂してしまうケースもあります。
あまり寒くならない地域でも、冬場にキャンピングカーを使用しない場合には水を抜いておいた方がいいでしょう。

ドレーンプラグをいちいち抜くのが面倒な方には、写真のようなドレーンプラグもあります。